幸いなことに、飛行機に遅れもなく、定刻に成田に到着しました。到着してバゲージを回収するところで申告すると、犬たちも現れます。犬たちは検疫所に一足先に行き、われわれは荷物をとり、税関での手続を終えてから検疫所に向かいます。検疫所では、Form7001を確認してそして２週間の係留に入るわけです。この段階で、AQSの担当者と契約もします。
ここまでで、すでに着陸後１時間、SFOで最後のトイレをさせてから14時間くらいが経過しています。到着後、検疫所の小さな流しでトイレをするよう促しましたが、興奮していてダメでした。健太の方は、結局、ケージの中で一回してしまいます。ですが、AQSの方が小屋、タオルともきれいにしてくれるということでした。
さて、彼らを置いて帰ってきたのですが、翌日、AQSから連絡が入ります。とりあえず２匹とも元気であるということ、少しお腹がゆるいので、整腸剤を与えてもいいかという連絡でした。さらに、２，３日後には２匹の写真が送られてきましたし、１週間後にも、健太はすっかり慣れて遊んでいるし、気難しい茶々丸もだいぶ慣れてきたとの連絡がありました。印象としては、かなり丁寧に扱われているという感じでしたし、実際、帰ってきた時も体調・毛並ともよい状態でした。ここは、連絡しておけば面会に行くこともできるのですが、私たちが面会に行けば連れに来てくれたと彼らが思い、かえってがっかりさせてしまうのではないかと考え、あえて一度も面会に行きませんでした。
２週間経過後、成田空港の第２ターミナル検疫所に引き取りに行きます。このとき、引渡しの時にもらった検疫の書類を持っていくのを忘れずに。ようやく彼らも帰ってきました。２匹とも少しやせたようですが、それは規則正しい食生活をしていたからだと思います。家ではお昼やおやつもやっていましたので・・・・・茶々丸はとくに元気で、散歩も小走りでするほどです。私たちとしても、最も心配していたことですので、彼らが元気で本当にほっとしています。
そして、彼らが帰ってくることで、本当に私たちの在外生活も終わりを告げたような気がします。