第15話 8歳の健太
2007年5月


 2007年5月、僕は8歳になりました。人間でいえば50歳くらいだということですが、僕はまだまだ子供だといわれます。だって、かけっこしたらものすごく早いし、ジャンプはお母さんの胸辺りまで飛ぶことができるんですもん。ソファジャンプは、茶々丸さまが大怪我をしたときに撤去されてしまったので、できなくなっちゃったけど、でも毎日家中を走り回っています。残念なことは、お父さんのお友達の家族で組んだ「けんた同盟」のメンバーのけんたくんたちが次々と亡くなってしまったことです。でも、最後まで家族と一緒にいることができて、きっと幸せな旅立ちだったのだろうと思います。僕たちは生きている以上、かならずお別れをしなければならないときがきます。だから、その日までたくさんの幸せを下さいね!僕も精一杯の愛情を返します。そして、僕たちが一足先に旅立っても、必ず虹の架け橋のたもとで待っていますから!
 真ん中の写真は、プレゼントにもらったおもちゃで遊んでいるところです!