2002年8月、僕は死ぬかもしれないと思いました。僕は飛行機に乗せられました。うす暗くて冷たくてとてもうるさいところに、お父さんやお母さんと離れて半日近くも閉じ込められていたからです。茶々丸さまは一緒だったのですが、僕はずっと震えていました。だから、そこから出されてお父さん、お母さん、お姉ちゃんと会えたときは本当にうれしかったのです。
僕達は、アメリカという国のカリフォルニア州バークレーにやってきました。今までにいったことのない遠い遠いところです。けれども、僕はここがとても好きです。青い空、暑くも寒くもない気候、そして、広いお庭のおうち。それから、本当に大きな公園が近くにたくさんあって、ときどき自由に思いっきり走れること。日本にいたときよりもずっとみんなと一緒にいられること・・・・・僕は、こんな日がずっと続けばいいと思っていますが、お母さんの話では、そんなこと続けているとかけいははさんするということです。そういえば、お父さんは働きにいかないで、本当によくおうちにいますからね。左の写真はおうちのお庭にいるところ、真ん中の2枚はお部屋の中でくつろいでいるところ、右の写真は僕たちが住んでいるおうちです。